若い頃は、趣味というほどよく献血をしたものでした。献血欲は日本に留まらず、フランスやカナダでもしたことがあります。
しかし、日本では献血ができない体となっています。2000年代はじめに「 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD )」のリスクのあるヨーロッパの国に半年以上住んでいたことが原因です。詳しくは日本赤十字社のサイトに記載されています。
ベルギーで献血広報のTシャツを着た若者を最近見かけ、定住も落ち着いて着たしベルギーでなら献血できるんじゃないかとおもって、まずはベルギー赤十字社ウェブサイト( Croix-Rouge de Belgique, le don de sang en pratique)で調べてみました。
献血できるのは、18〜70歳の健康な方で、初めてベルギーの献血センターに行く場合は18〜65歳、経験ありの方は前回献血センターに行った時期が3年以内であれば、70歳まで可能です。体重は50kg以上で、問診票へ記入し、それに基づき医師が確認と血圧測定をして採血可否を決定します
ウェブサイトの上では、外国滞在期間については詳しく紹介されていなかったので、常設の献血センターあるCHU Saint Pierreという病院へ向かいました。
受付で場所を聞くと、エレベーターに乗って11階に行き、411という部屋ですよと教えてくれました。
???建物の外観を見たけど、とても11階建てのタワーじゃありません。5階建てくらいです。なのにエレベーターのボタンは0から11までの整数が順番に並んでいます。10階のボタンを押したらどこに出るんだろう・・・と理解不能に陥りながらも11階に到着すると、ささやかな会場案内の矢印がありました。
受付のマダムに、日本では献血できないし、アフリカにいたこともあるから献血できるのかわからないけど来てみましたと伝えると、先生にまず聞いてみたらということでした。
先生は、アフリカ出身の初老の優しそうな男性で、名前がディズニーのミッキーと同じスペルでした。お客さんがいないので新聞読んでました。話をしてみると、アフリカから戻って来たら6ヶ月、北米やちょっと遠目のヨーロッパや日本などは旅行後1ヶ月以降に献血が可能であるとのことでした。
ちょうど2週間前に日本から戻って来たばかりだったことが献血条件に引っかかってしまいました。
ですが、先生からは登録だけでもいいよと言われて、じゃ登録しようと書類に記入しました。辞書アプリで調べながらはい(oui)かいいえ(non)で答えます。受付に書類を渡すと、バーコードのついたシールを問診票に貼り、改めて診察室に入りました。
ミッキー先生は真面目に問診票を確認して、マラリアかかってない?、内視鏡手術したことある?と質問した後、血圧測定をしました。既に今回は献血できないのをわかってるんですが、一通りきちんと確認をした上で、○月○日から献血できるよと献血手帳に書いてくれました。そして、待合室のお菓子とか飲み物どうぞって、何もしていないのにコーヒーをいただきました
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