大学の新年度スタート


大学ウェブサイトでは、2017-18年度は914日からスタートしています。日本でいう42日から新年度ですと言っているようなものので、実際学生が大学に行くのは1年生が915日から、2年生以上は18日からになります。

大学1年生の初日

スタートが1日早いのは新学生オリエンテーションのためです。
大学はキリスト教系なんで、一番最初は市内の結構大きな教会に集合でした。去年出席しましたが、信者じゃないので1時間そこにいて、起立するときに起立しただけでした。別に行かなくても良かったな。
教会から歩いて大学に移り、学部に分かれてのオリエンテーションがありました。学生会のお兄さん・お姉さんによる学内ツアー、大教室での説明会と学長挨拶(学長は学部毎に挨拶します。)、学内では教務関連とサークルのスタンドがありました。こじんまりとした大学のせいなのかベルギーの大学はみんなそうなのかわかりませんが、日本ほどサークルが発達していません。テニスとか音楽サークルというのはなくて、AISECとかリベラル学生連盟とか結構政治色のある真面目なグループが中心です。学生会はASBL(非営利組織 英語でNPO)として登録されていていることを最近知りました。

大学2年生の初日

学生を集めて説明会はなく、事前にメールで最初の週の案内が届いてて、「詳細な時間割についてはネットで検索してください」で終わりです。
今年度の大学は、他の大学と合併したことと、授業構成の大幅な変更、イントラネットでの授業情報システムの変更と、普通の進級よりも変更点が多い年度となっています。それでも2年生以上向けの説明会はなく、不明の場合最初の週は各教務課前に担当者がいるので質問してくださいというスタンスでした。


大学2年登録作業が直前だったせいか、イントラネットや授業情報システムに私の学年・学科の情報が入りません。そのため、確実を期すため最初の週の時間割を直接職員を通じて確認しました。
私の場合、9月上旬に追試結果が来てホッとしてから2年生の登録を始めました。ステップとして、(1)学生メールアドレスを承認する(去年までは大学のメアドは希望者のみだったのが、改革で全員大学メアドを持つようになりました。)、(2)2017-18年度も登録する旨イントラネット上でクリックする、(3)学費の10%以上を10月末までに振り込む(私は授業が始まる直前の金曜日に全額振り込みました)、といった作業があります
日本と違うなと思ったのは、学費の振込期限が大学が始まった後ということです。いずれ払うんだろうけど、お金払わないで授業(サービス)受けてていいの?って気分になってしまいます。

1ユーロの新年度ウェルカムバッグ

最初の週は、スポンサーからの商品(エナジードリンク、ミント、タバスコ)、割引券、ブリュッセルガイド(折りたたみ式の市内地図込み)、広告入り手帳などが入った袋を1ユーロで販売しています。ガイドや手帳は私が通う大学学生会による案内ページがありますが、割引券などは別の大学の近所の店もあるので大学間で共通だと推測されます。去年と今年の袋の中身を画像でご紹介します。去年(上の写真)はチュッパチャプスやパスタ、今年(下の写真)は0%ビールがありましたね。毎年なぜかタバスコが入ってます。大人になっていく時期だからタバスコに親しんで欲しいんでしょうね。飲み物の缶だけで1ユーロ以上の価値があるんですが、去年はエナジードリンクは半年近く冷蔵庫に置きっぱなしでした。