子供の学校の新年度:文房具足りない!

 今日は子供が5時過ぎに一人で帰宅してました。12歳未満は送迎が基本ですが、一人で帰宅させても良いと親が書類に書いたので帰宅できます。学校まで近いので、放課後宿題をした後は学童に残ってもいいし一人で帰ってもいいことにしました。
 私は商店街へ行ってから学校に立ち寄ったら、学童の先生から帰宅したと教えてもらいました。

 子供の帰宅から15分ほどして私も帰宅し、今日の出来事を教えてもらっていたら、子供から「オランダ語の授業の文房具で足りないのがあると先生から言われた」との話。

 クリアーファイルで、カバー部分が半透明なもの、ポケットは30以上というものでした。家にはポケットが20の赤いクリアファイルはあるのに、それじゃダメだって。仲良しからの販売店情報(スーパーと書店兼文具店の2つ)を手の甲にメモしてました。

私「次のオランダ語の授業までに揃えなきゃいけないの?」
子供「そう」
私「で、つぎのオランダ語はいつ?」
子供「明日」
私「えっ?じゃ、今から買いに行かなきゃじゃん」

 ベルギーはスーパーは8時頃が閉店ですが、文具店や衣料店などは18時台で閉まってしまいます。夕食の支度をしようと思ったのにまた外出か・・・って思いながらバスに乗りました。
 4つ目の停留所を降りてスパーへ。売り場には条件に合うクリアファイルがありましたが、3冊パックで8ユーロ、バラ売りしてません。カバーに色がついてるクリアファイルは単品で5ユーロ売ってました。透明がなければ色付きでも差し支え無いと子供が言ったし、自宅で文具の在庫を増やしたくなかったので、表紙が黄色く、60ポケットのクリアファイルを選びました。
オランダ語の授業の指定されたノートやクリアファイルを揃えるだけでこの1週間で数店巡り、総額20ユーロ(約2400円)以上かかりました。高い! それに、金額だけでなく、時間や購入場所の情報収集といったコストもかかってます。

 帰宅後、今日の授業のプリントを黄色いクリアファイルに移し替えていました。透明な表紙のクリアファイルと指定していたのは、イラストとともに「オランダ語ノート」と子供が書いた紙を最初のポケットに入れて見せるためでした。別に表紙に科目名と名前を油性ペンで書くなり、子供が書いた表紙をテープで貼るとか、シールラベルに強化と名前を書くとかで十分じゃない?と思ってしまいました。

 子供も「年度始めの文房具集めは面倒だね」って。私も同感です。なんで年度始めに1年分相当の文具を一気に学校に持って行かなきゃならないんだろう。。。誰かの手助けがないと初日に全部持っていくのは難しいです。

 新年度の面倒なことはもう一つあって、学校から配布された算数やフランス語ドリルの装丁の上に、フイルムシールを家で貼りなさいと学校側から指示があります。ドリルの表紙は日本の教科書以上の厚い紙で水がこぼれても大丈夫なコーティングもされていて、その上にフイルムシールを貼りたければ任意で貼ればいいレベルなんですけど、これも文化の違いですかね。

 学校はまだ1週間経ってないので、また文具探しがあるかもしれないと構えていた方が気分が楽です。