前期は4科目に加え英語とオランダ語が加わる予定ですが、語学は最初に授業免除を決める試験をし、登録人数が確定したらクラス分けが行われるため、開始が遅くなります。
2年生は授業プラスグループでの課題提出というパターンが多く、授業改革もあって1年生より授業数は少なくなりました。でも、問題演習(Travaux pratiques 略してTP)のある授業(あれば週3時間)が入ってくるし、レポートを作るのに集まることが多くなりそうで、拘束時間が曖昧かつ増えそうです。グループ課題で一番苦手なのがグループを見つけること。自分の子供でもおかしくない世代の若者に混ざるのは勇気が要りますが、がんばります。
数量方法論I(データ作成)
2年生以降「方法論(méthode)」という単語を使う授業が4つあり、その中の一つになります。大教室での講義30時間(2h×15)+講師によるTP15時間
2~4人組で取り組むレポート提出。この評価が60%。12月末まで論文ファイル・エクセルファイル・SPSSファイル(Statistical Package for social sciences)の3ファイルで提出。
1月の筆記試験。評価40%。正誤問題、データ結果理解
メディアの利用・受容
講義の教材はスライドのみ。授業内容は録音しイントラネットにアップロードする。ゼミ担当の講師がいて、詳しくは次回。ゼミは2グループに分けられる。
試験は筆記50%、口頭プレゼン20%、論文紹介プレゼン30%。
初回はMichel de Certeauの「L'invention du quotidien」(ミシェル・ド・セルトー著 山田登世子訳『日常的実践のポイエティーク』)の紹介。
フィールドワーク方法論(観察とアンケート)
授業+TP5人組で実際に観察し10枚程度のレポートを提出。テーマは(1)ジェンダーと公共スペース、(2)外出し都市(田舎)を作り出すもの(街の落書き、スケボ、映画、ショッピング)、(3)交通機関の場所、(4)政治が繰り広げられる場所。
幸い1年生の後期あたりからいつも前のほうに座る女子学生と、その友達でかつて私に話しかけてくれたこともあった男子と3人組になりました(ホッ)。
記号論
授業は時々3時間になることもあり。ソシュール、パースの記号論を講義で行う。講義の中で広告代理店になったつもりで4人グループでプレゼンを行う。今回は本当の会社からの依頼を聞いて12月にプレゼンをし、気に入られたら採用されるらしい。グループ作業はグループで一つgmailアカウントを作り、Google Driveを使う。(普段ipadを使っていて、Google Driveを使うと、使い慣れているMicrosoft Officeでデータを開けず不便だなぁ。)