ベルギーで献血、3回行ったことあるのに、新規ドナー?


と3回献血会場に行ったのですが、仕事を始めてから縁遠くなり、そろそろ行こうかという気持ちになりました。

ブリュッセルのCellebroersstraat 16bにある献血会場


土曜日に行けるところは…と探したら、 Cellebroersstraat 16 bという住所にありました。かつて献血に行ったCHU Saint Pierreは、平日のみです。この2会場の距離は1.3kmほどです。プレメトロのAnnessen駅で降りてGoogle Mapを頼りに行ってみたのですが、Cellebroersstraatという通りの看板を見つけられず。でも道に迷ってなく無事に会場に到着しました。

献血会場はとてもきれいで、白い壁に赤字で各国語の「ありがとう」という言葉が書かれていました。


提示した献血手帳とカード
受付に提示した献血手帳とカード(フランス語圏赤十字)
私の献血手帳とカードを提示したところ、これはフランス語圏のカードだから、身分証明書は無いかと聞かれ、渡しました。













今回頂いたグッズなど
カードフォルダ、ボールペン、鉄分の錠剤、ワイン
(フランドル赤十字)
すると、身分証明書を読み込んで写真付きのシール状のカードを印刷し、カードホルダーに入れて首にかけ、ノベルティのボールペンをもらいました。 

カードには「新しいドナー」と書かれていました。

この会場は、フランドル赤十字が運営していて、私が今まで行ったのはフランス語圏のベルギー赤十字だったことから、「新しいドナー」の扱いを受けたようです。


献血の流れ


フランドル(オランダ語圏)の赤十字だからといって、オランダ語圏以外の人も献血はウェルカムです。フランス語の書類もあるし、問診記載台には英語でも案内が書いてありました。

CHU Saint Pierreの時と大きな違いは無いのですが、受付システムはフランドルの方がパソコンを多く活用していました。

受付のおばさんがシール状のカードについて説明してくれました。献血後1週間以内に高熱が出た場合、献血に起因しているかいないかにかかわらず赤十字の医者に無料で相談できるから1週間持っててねとのことでした。また、献血前に小さなペットボトルの水を飲んでくださいと言われ頂きました。

シール状のカードが付いていた紙は、表側に私の名前が印刷されていて、個人情報の扱いや献血後のデータの科学目的の利用許可のサインが求められていました。裏面は問診で、多くがはい・いいえで回答するものです。赤い記入台があります。

これが終わると医者との問診です。今回のはかなりアクセントの強いフランス語を話すオランダ語系の医師でした。
西ヨーロッパ以外の国に6カ月以上住んだことがあるかという質問で、アフリカに住んだことがあったため、マラリアなど献血後の検査より多い検査を受けていいかという同意書にサインしました。また、指に針を刺して血液を採取し、小さな機器に入れてデータを取っていました。125って数字で、ぎりぎりだけど献血はできると言われました。
  
献血パンフ(オランダ語)
献血パンフ(ひっくり返すとフランス語です)
次は献血台行きです。看護士が首にかけた私のカードを見て新しいドナーだとわかったので、どちらの腕でするのか質問されました。血管が細いので、両腕見てもらって、右腕に決定。真っ赤な献血台に行きました。

でも、献血できず


日本だと細い採血針もあったと記憶しているので質問してみたら、きちんと採血するためにこのサイズしかないそうです。
で、針が刺され、針をごそごそ動かし血管を探しますが、血液は採血袋の大きい袋まで到達する圧力が無く、小さい袋に少したまったくらいです。(小さい袋にたまった血液を後で試験管に入れます。)
「大丈夫?」と言われて、ちょっと痛いけど大丈夫と答えた後少ししたら、献血は終わってしまいました。

規則では、採血で針を刺すのは1回だけのようです。日本では最初の腕がだめなら反対の腕で採血したことがありました(それでも失敗したこともあります)。

今回のように採血できなかった場合は翌日以降から献血は可能だと教えてくれました。採血しやすくするには、前日から水分を多めに取るといいとのこと。

そして採血台から離れ、受付に並べてあったワインを持ち帰り、ボランティアのおばあさんからコーヒーを頂いて帰りました。その日はアイスもありました。

数週間後の土曜日に、水分とって改めて献血しようと現場に行きました。入口の鉄格子が開きません。毎週土曜日開店というわけではないことをそこで理解しました。おかげでその後はトイレはどこだと探しまわることになりました。

いつかまたこの献血会場で献血してみます。

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