ベルギー仏語圏の中学進学方法 その2


1月ブログに「ベルギー仏語圏の中学進学方法」と題して書いた子供の中学進学について、結果が判明したので「ベルギー仏語圏の中学進学方法 その2」としてお伝えします。

うちの場合

先週、発信元のない封書で結果が届きました。紙が3枚入っていました。
    
    子供用に縫った制服っぽいプリーツスカートとリボン
  • 校長からの手紙:入学登録がなされたこと、保護者面談を30分程度行うので、ホームページに予約サイトを入れること、子供の身分証明写真2枚、IDカード、別添の情報シートに記入をして持参してほしい。

  • 登録証明書:登録を確認するために発送されており、写しは学校側に保管されている。小6の最終試験結果入手次第学校に提出することとある。

  • 情報シート:子供と両親それぞれの氏名/出生地/誕生日/ID番号/国籍/携帯電話番号/正式な住所 の記入欄がある。
うちの子の場合、第一希望の中高校の入学許可が下りました。徒歩で15分ほどの近さがありがたいです。子供も第一希望の学校は距離だけじゃなくて校風も好んでいたようで、無事妥当な結果が届き喜んでいました。

子供のクラスメートはどうだった?


旦那がクラス保護者のSNSを使って、皆さんどうでしたかと質問していました。返事が来たので数えてみたところ、第一希望が通った人と通らなかった人が半々でした。この制度を良く知らない私の感想は、思ったより第一希望ですんなりいく人が少ないということです。
 自宅・出身小学校・入学希望中高校の距離などの加重計算指数がある中で、距離よりも子供が行きたい学校を第一希望に書くからなのでしょうか。
 
私の子供がOKだった学校を第一希望にした人が駄目だったという情報もあります。
第一希望が通らなかった子の母親と話をすることができましたが、この中高校入学制度だと不利な(マイナーな)ケースに当てはまったと言っていました。
 
 父母が別居していて、母親がブリュッセルの反対側に住む彼の家で生活し、そこから子供が通学しています。通学距離計算に使うためそれぞれの住所を書いて計算対象にはできますが、母親の居住地と子供の通う小学校との距離があって、母親の居住地近くの中高校を希望した場合加重計算指数でとても不利になります。
 
 別居した父母それぞれが学校から遠いところに住んでいることで子供の中高校進学が大変になるかもしれないようですね。
ベルギーの中高校進学のプロセスは8月まで続くようです。また進展があったらブログで紹介したいと思います。
 

0 件のコメント :

コメントを投稿