家で勉強しても気が散ってしまうので、時間がある日でもなるべく大学に行くようにしています。お湯を水筒に入れて大学で飲むと、ヘルシーでエコノミー、そして水にはない体を温めてほっとするひと時を得られます。学費が安いとはいえ、機会費用で考えると、本来仕事で得られる給料分の経費を大学に注入していることとなり、私にとっては大学は年間数百万円の価値があるので、家計のためにも節約は大事です。
さて、今日はブリュッセルを朝と昼過ぎにぶらっとしました。
中央駅
今朝いつもの電車に乗ろうと待っていたら、一本前の電車が遅れて到着しました。この電車だと、大学最寄り駅には停車しないので、中央駅で降りました。降りたホームで確認したところ、電車は26分遅れでした。最寄駅は一応ブリュッセル圏内で、各駅停車とそれよりもちょっと早い急行が停車するクラスの駅なのですが、朝でも1時間に2本しか停車しません。トラムやバスを使うよりもはるかに早く中心地に行けるものの、国鉄はベルギー人の間であまり評判のいいものではないと思います(少なくとも旦那は日本の電車を知っているので、違いがわかります)。
ブログの写真は小さくなって読みにくいですが、この掲示板の遅延は、少なくて5分、多いものは29分でした。
ベルギーの新聞Le Soir紙の2017年1月24日の記事「SNCB: les trains étaient moins ponctuels en 2016」(見出しは、「ベルギー国鉄:2016年の電車遅延率悪化」。定期購読しないと後半の記事を読めません。)の最初に、「6分以内に到着する電車本数のパーセンテージは、2016年が89%、一方2015年が91%であった。(Le pourcentage de trains arrivant avec moins de 6 minutes de retard était de 89 % en 2016, contre près de 91 % en 2015.)」と書いてあります。この数字が日本と比べてどうなのかは分からないですが、日本の首都圏のように時刻表を見ずとも3分に1本の電車が通る状況での26分の遅れと、1時間に2本の電車が通過する駅での26分遅れとでは勝手が違います。
証券取引所(La Bourse)
中央駅を出て、フィールドワーク(人の観察)の授業の一環で行うグループレポートのために、現場予定の証券取引所に向かいました。この入り口前の大通り(Anspach通り)は平日も含めて歩行者天国になっていて、証券取引所の入口の階段にはたくさんの人が休憩したりランチをとったりして座るイメージがあります。朝はどんな感じなんだろうと思って行ってみたら、雨が降って濡れていることもあって、誰も座っていませんでした。それに、よく考えると、朝は学生は授業、働く人は職場に向かうかお店に入って朝食を買ったり食べたりするほうが多いかもしれませんね。
同じ日の昼過ぎにももう一度行ってみたのですが、晴れているけど階段の反対側に日差しが当たり、加え階段は濡れていたので、昼食をとっている人は1人でした。
ユニクロ ブリュッセルでそろそろオープン
次に向かったのが、モネ広場に面したビルの大幅改装に伴い出店するユニクロ前です。
数か月前は「2017年秋にオープン」という壁の広告が、今は「10月19日10時オープン」と変わりました。値段は高いでしょうが、日本のお店が市内の目立つ所に出てうれしい限りです。
ところで、このビルは他にもテナントが入るように準備が進められているのですが、ユニクロ以外はまだどんな店が入るのか、外見からではわかりません。インターネットで見るとDECATHOLON(スポーツ店)が11月開店だそうです。あとは、スーパーのような店で商品陳列作業をしている人を見かけましたが、陳列棚のない場所はまだ床が半分はがれているような状態で看板もありません。
一般的なイメージとして、ビルのショッピングセンターって一斉に開店してテープカット・・・と始めたいところですが、別の角の入口にあるエスカレーターのところは、まだ壁がきちんとしていなくてまだまだ工事は続くような雰囲気です。写真にも見えますが、工事現場を仕切る柵がユニクロ前にも残っているし、右上の屋根の部分では作業員が上って仕事をしていました。
ユニクロだけが10月19日に開店するのかな。
一般的なイメージとして、ビルのショッピングセンターって一斉に開店してテープカット・・・と始めたいところですが、別の角の入口にあるエスカレーターのところは、まだ壁がきちんとしていなくてまだまだ工事は続くような雰囲気です。写真にも見えますが、工事現場を仕切る柵がユニクロ前にも残っているし、右上の屋根の部分では作業員が上って仕事をしていました。
ユニクロだけが10月19日に開店するのかな。
グランプラス付近のウィスキー屋
グランプラスから出る通りであまり通行人のいないところをたまたま通りがかったらウィスキー専門店がありました。ショーウィンドーで日本専用の陳列がされていたのでパチリとしました。ニッカウヰスキーの広告だけでなく、赤ちょうちんまで飾って日本らしくしていました。ブログ用に画像を落としましたが、値札が付いていたのでいくつかご紹介します。(高額な順番でランキングしてみました。)
山崎 Single Malt Whisky 18 years 295ユーロ
竹鶴 Pure Malt 21 years 295ユーロ
竹鶴(詳細見えず) 155ユーロ
白州 Single Malt Whisky 12 years 145ユーロ
響 105ユーロ
白州 Single Malt Whisky 99ユーロ
山崎 Single Malt Whisky 99ユーロ
宮城峡 85ユーロ
Nikka Coffey Malt Whisky 65ユーロ
季の美 63ユーロ
山桜 59ユーロ
どれも手が出ません。ベルギーに住む人へのお土産に日本のウィスキーはいいかもしれませんよ。