子供の学校:今年度の演劇(台本購入してください!)

年度始めの保護者会で、担任の先生が活動内容を紹介しました。
その中に演劇の授業を専門の先生から受けること、今年の演題(女王の鼻)、そして、演題の本の購入方法を検討中であることを話してくださいました。

その後、連絡帳に挟まっていたメモには、演劇の台本(書籍)を各自購入してくださいとの通知が。

すると、学年保護者メンバーのWhatsApp (LINEのようなもの)では、本が入手しにくいという情報がまわりだしました。実店舗で売っていないとか、国境近くの店舗から取り寄せてやっと1冊ゲットできた、FNAC(フランス系書店)のベルギー国内ネット販売では在庫切れ、Amazonは売ってるなどなど。

私もAmazonで買えることが分かったのですが、フランスのAmazonであるためベルギーのデビットカードを使えません。それに、フランスからベルギーだと、送料とかがありそうで、その料金がわからず、一人で買うのをやめました。
その日、ブリュッセル市内の古本屋に行って探したけれども見つからず(データベース化されていないので、この辺一帯と案内され、棚の本を一冊ずつ探しました)、保護者WhatsApp 情報にない大きめの書店に聞きに行っても在庫がない上、ベルギー内で注文することも不可能と言われました。

仕方なく、旦那が帰宅してからクレジットカードでフランスのAmazon経由のネット購入をしました。
本自体は6.33ユーロ。「在庫切れ」と書かれたベルギーのネット販売でもほぼ同額です。送料は、プレミアム会員になると送料無料とあったのですが、普段Amazonを使わないので普通に送料3.99ユーロを払うことにしました。

ところが、実際支払うことになったら、総額14.53ユーロ也。それでも学校で使うという理由があるため、買わざるを得ませんでした。送料3.99ユーロは、フランス国内の送料なのかもしれません。

学校側で本をまとめ買いして後日給食費と一緒に支払った他の教科のケースもあったのに、なんでベルギー全土でほぼ売り切れているような本の購入を求めたんだろう。
演劇の先生、子供達に演じさせたい作品を決めたら、その台本の入手も少し考えてくださいね!って思っちゃいました。

私が子供の頃、日本の学校で劇をする時、台本は学校側で印刷してくれました。調べてみると、文化庁サイトにあるPDF「学校における教育活動と著作権」で、学校で上演するときには著作権者に無許可でコピーし配布することが可能と書いてあります。

ベルギーの学校教育と著作権はどうなっているんだろう???今回はベルギーの教育活動と著作権については調べるのを割愛するけど、ベルギーの教育は教材を準備する保護者の負担が結構多いと感じた9月でした。