停留所の名前が変わった。なぜ???

9月の新年度になり、いつもの交通機関に乗ったら放送がなんだか違うなと気づきました。ブリュッセル市内の停留所の名前がいつの間に変わっているのに気づきました。本当かどうか、ググってみたところ、8月31日で少なくとも4つの停留所の名前が変わっていました。


その記事にアクセスしたかったのですが、グーグルのリンクからクリックしてもブリュッセル交通局(STIB)のウェブサイトから目的のニュースを見つけられませんでした。変更から約1ヶ月経っていますが、それで簡単に情報にアクセスできないのって、なんか変な気がします。あまりニュースにしたくなかったのでしょうか。。。

変更した停留所は、

  • Trois Arbres(直訳すれば三木、近くの通りRue des Trois Arbres)→Jeannine Herreman(STIBの女性初運転士の名前)
  • Krufferath(近くの通りAvenue Edouard Kufferath)→Ployclinique Brugmann (ブルッフマン総合病院)
  • Breesch(近くの通りRue Breesch)→ Emile Delva(近くの通りRue Emile Delva)
  • Dire Fonteinen(直訳は3つの噴水、停留所対岸の公園) → Vier Fonteinen(直訳は4つの噴水)

です。

1つ目と3つ目は、停留所に女性の名前が付けられました。

旦那から、最近通りや停留所の名前を女性にするフェミニズム活動あるよって教えてもらいました。
こんな記事がありました。
https://pro.guidesocial.be/articles/actualites/feminisme-noms-peut-etre-a-rebaptise-des-stations-du-metro.html

ブリュッセルの地下鉄や停留所の名前で男性が29、女性が4ということで、世界女性の日に駅名を女性化しようというアクションがとられたそうです。EU期間地域周辺のMerodeやSchuman駅は男性の政治家の苗字です。

なのでSTIBは女性名を増やす停留所名変更をしたのかなという推測がつきました。

日本だと、住所の名付けで男性・女性を意識することはあまりないです。うーーん、豊田市は豊田佐吉からの産業だから男性の地名ってことになるのかな。
でも、豊田は苗字だし、産業の会社名となったもので、地名から性を抽出し、男性名が多いという視点は出て来にくいです。

Trois Arbresって、由来はよくわかりませんが、側から見たら苗字っぽくもなく、男女性の別はあまりない気がします。強いて言えばArbre(木)はフランス語で男性形です。

なので、わたし自身、通りの名前に対するフェミニズム活動は理解しにくいです。


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