仲の良い同級生4人を一度家に招待したいという子供の希望があったのですが、大学に通っている間には週末も勉強していたのでかなえてあげられませんでした(1人を泊めるのがやっとでした)。
仕事をするようになって週末勉強から解放されたこともあり、子供の誕生会とお泊まり会を兼ねて楽しく過ごしました。
食事、どうした?
今回初めて家に来る同級生は好き嫌いがけっこうあるらしいので、何を準備したらいいかと考えました。ギリギリまでカレーを候補にしていたけど、最終的にはベルギーの人ならだれでも食べられるだろうということで、パン・シュプリーズ(pain suprise、直訳すればびっくりパン)というサンドウィッチをLe Coin Gourmand d'Auderghem (Boulevard des Invqlides 88, Auderghem)で注文しました。
大きなパンの中身をくりぬいて、その中にミニサンドウィッチが35個入っていました。チーズ、サラミなどなど、サンドウィッチの味は違います。
それから、メイド・イン・ベルギーの湖池屋ポテチと、(これはベルギー産じゃないけど)かっぱえびせん、野菜をテーブルに出しました。
その後子供たちがJust Danceで楽しんでから、ケーキを出すことにしました。事前に家族で相談して、抹茶ケーキと、好き嫌いのある人のためにチョコムースにしました。抹茶ケーキは市販のケーキミックスに抹茶の粉を入れて作りました。生クリームをホイップして、ラズベリーを金粉を載せました。抹茶と金粉以外はベルギーのご家庭でも食べている素材です。(写真がなかった)チョコムースは4人分ほどのミニサイズで、中央ににホワイトチョコでバラのつぼみがたくさん付いていました。
結果、どうでしょう?
まず、パン・シュプリーズ(びっくりパン)ですが、好き嫌いのある友達はサンドウィッチはダメでした。次に、朝食用のPain Gris(内側が茶色のパン。ベルギーによくある)を見せたらダメ。結局、パン・シュプリーズのふた部分(内側が日本の食パンに近い)にチョコペーストをつけて食べていました。他の子供たちは大丈夫そうでしたが、ふた部分をチョコペーストで食べる子も他にいました。35個のサンドは実質6人で消費し4個余りました。
抹茶ケーキは、写真の通り12個で、クリーム苦手の人も考えて2つは何もつけませんでした。子供たちは写真に収めていました。最終的にほとんどの子が一口かそれ以下で終わってしまい、食べたのは4個。私が2つ(一つは一口食べて嫌いといった子の分)、あとは、旦那とうちの子でした。
食事でおなかいっぱいだったのかもしれませんが、最終的にはクリーム部分をナイフで切って、翌日家族で食べました。
チョコムースはまあまあ食べました。ホワイトチョコで作った花弁部分は、可愛いからと好き嫌いのあった友達が集めて食べました。
好き嫌いのある友達は、翌朝もふた部分のパンとチョコペーストでした。DVDを見たとき、その子は何回も炭酸ジュースのおかわりをもらっていました。
お昼はチャーハンにしてみました。これはみんな手をつけてくれていました。かの友達は、途中ケチャップをかけ、卵を選んで食べ、ご飯が少し減っていましたので、食べてくれてほっとしました。
ベルギーで子供に食事をもてなすとき
ベルギーで子供に食事を作ってあげる時、私の料理が日本的(見たことがなく不気味)なのか、結構J'aime pas(I don't like it.)とダイレクトに「嫌い」と言われて残されることが多いです。私の実力レベルを否定しませんが、見ただけで寿司の海苔を嫌がったり、味噌汁はダメ、ニンジンは横によけて残す、スープをよそって半分残すといったようにです。
その中でもカレーとチャーハンはベルギーの子供にもある程度受け入れられています。
私が子供の頃は、大皿から取る方法の料理が多く、残ったおかずは翌日も出てきても食べられました。また、お米は苦労して作ったものなんだから、一粒残さず食べなさいと言われていました。食べられる分だけよそって、よそわれたものは食べるという食べ方がしみ込んでます。多過ぎなら事前に多いとアピールして減らせばいいんです。
それをせずに、途中で残されたりすると、食べ物は残飯という名前となりごみ箱行きになるのが個人的にもったいない、せつないと思ってしまうんです。
ベルギーで生活する前に、私たち家族は途上国で生活したことがあるので、私は食べ物の意味の重さを余計に感じてしまいます。
食べ物を残すのは、アレルギーなどで食べられない、初めて食べてみてやっぱり苦手だったといった様々な理由があって、ゼロになるということは無いのは私も賛成します。ただ、残飯を増やすことはしたくないのです。
好き嫌いや食べ残しは日本でもあるので、どこへ行っても似たような食べ残しがあるかもしれません。
ベルギーでは食事の味をうまい・まずい・すき・きらい・食べたい・食べたくないとダイレクトに表現する一方で、日本語だと「苦手」「美味しいものをたくさんいただいてお腹がいっぱいです」といったような表現で間接的に断ることができるます。
ベルギーでは食事の味をうまい・まずい・すき・きらい・食べたい・食べたくないとダイレクトに表現する一方で、日本語だと「苦手」「美味しいものをたくさんいただいてお腹がいっぱいです」といったような表現で間接的に断ることができるます。
こっちで子供にもてなす時は、嫌いだ、まずいと言われることに慣れていた方がいいですね。
あとは、私の料理の力もあげた方がいいんでしょうか・・・。
あとは、私の料理の力もあげた方がいいんでしょうか・・・。
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