報道では4万人とも5万人ともいわれています。
今回のストライキは、連邦政府の年金制度改革に反対するものです。
なので、どこかの企業が単発で行うタイプではありません。
ベルギーの組合制度は、キリスト教系、社会党系、リベラルといったような政党のような分け方になっています。鉄道会社の中に複数の組合があって、ストライキを打つ理由によって参加する組合としない組合が出てくるときがあります。
私も現地企業で働いてはいるものの、組合関係のことは一切触れたこともないし会話もありません。なので、ストライキとなれば、店が閉まったり、交通機関が混乱するという状態に巻き込まれる側です。
では、こちらのニュースではスト前夜のことをどう取り上げているか概要を紹介しましょう。
年金改革では、年金受給年齢引き上げや、仕事の「大変さ」が高いなら受給を早めるというような案に反対しているようです。
1.体力に来る仕事、
2.チームで行う仕事や夜の仕事など、組織的な重労働
3.危険を伴う仕事、
4.精神的・感情的負担がかかる仕事
という4条件の仕事で年金受給タイミングが変わってくるという法案で、教師と消防士どっちがこの条件で上か下かといった判断が行えないようです。
曖昧な条件付けをしたら、みんな仕事は大変だと言って早くもらいそうですが。。。
では、明日のデモやストライキを控えて、どんな混乱が待ち受けているかがわかる記事を見つけたので訳してみました。
私は普通に仕事がありますが、Stibが混乱するとあるのでどのルートで行こうかをより考えなければなりません。
BX1 記事(2018年5月15日16時53分付)「学校、郵便局、ブリュッセル交通局(STIB)、ベルギー国鉄。。。16日のストライキの影響見込み」Écoles, bpost, Stib, SNCB… : voici les perturbations attendues suite à la manifestation du 16 mai
複数の組合が国内ストライキをブリュッセル市内の3つの鉄道駅の範囲で実施し、5万人の参加者見込みと発表されている。
警察がデモの通行ルートを公表している。
北駅を11時半頃出発→Rogier*→Botanique*→Pacheco通り→中央駅→Bogards通り→ Anneessens*→Lemonnier通り→Midi駅 というルート(*印はSTIBのメトロ・プレメトロ駅周辺)
レッカー移動される駐車区域もある。ルート全体に駐車禁止が適用される。
このストライキによる影響ポイントは次の通り。
Stibアプリの画面上部には 英語でストライキの案内が表示されている。 |
STIB(ブリュッセル交通局)
STIBはストによる運行の乱れる恐れを発表している。「今日(スト前日)にストライキに参加する職員数の詳細や、運行への影響を予測することは困難である。可能な限り主要路線の運航サービスを確保する。」利用者は、代替手段を利用するよう呼びかけている。当日朝6時から以下の方法でストライキ運行情報を提供する。
コンタクトセンター 070/23.20.00
ウェブサイト www.stib.brussels
STIBのスマホアプリ
Facebook facebook.com/lastib
Twitter @stibmivb
De Lijn(フランドル地域交通局)
水曜から日曜まで、組合の活動によって運行が妨げられる。都市間の路線の影響がより大きい。水曜日は自発的に出勤した運転手によって優先路線が割り当てられる。水曜日の混乱は、連邦政府の年金政策に関する部署間を超えたストライキによるもの。木曜から土曜は、社会党系とリベラル系の組合がDe Lijnの新しい組織に対する活動を実施する。詳細は、ウェブサイトまで。https://www.delijn.be/fr/
SNCB(ベルギー国鉄)
鉄道職員はストライキやデモへの参加は基本ない旨鉄道の(複数の)組合が発表した。デモへの参加者のために水曜の朝は8本のブリュッセル方面列車を増発する。ふつう料金より安いデモ参加者向けの「イベントチケット」を利用できる。TEC(ワロン地域交通局)
ブラバンワロン州とブリュッセル方面の路線の68%は確保する。詳しくはウェブへ。infotec.beBpost(ベルギー郵便局)
年金に関する国内デモのため、水曜の郵便配達は場所により行われないことがある。Bpostはどこまで混乱するのか測れる状態ではない。新聞配達は特に影響なく行われるだろう。学校
予測として5千から1万人の教師がブリュッセルの年金改革反対デモに参加するであろるとCSC-Enseignement flamande (COC、フランドル側の教師組合と思われる)のKoen Van Kerkhoven氏がBelga(ベルギー版時事通信社)に答えた。組合員は国内全域の学校のすべての組合の代表に対して行ったアンケートに基づく。
オランダ語圏・フランス語圏の教師組合全体が5月16日にストライキを打つと予告していた
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