ベルギー第二波 第一波とはちがう11月2日からの外出制限

 テレ朝ニュースでベルギーのCovid19の第二波について取り上げられているのを見ました。

ベルギー第二波「医療従事者は感染しても勤務」[2020/10/31 22:30]


このニュースを見て、後半にちょっと違和感ありました。

野外でのみ家族以外の1人と会える?

長時間会えるのは一緒に住む家族以外では1カ月で1人だけで、野外のみに場所が制限されています。


10月30日19時の首相記者会見の内容英語版には、このように書いてあります。

  • Each family member has the right to 1 close contact. Families are only allowed to invite one close contact into their home at a time. No other visits at home are allowed. An exception is made for people who live on their own: they are allowed to invite 1 other person in addition to their close contact, but not at the same time.
  • Outdoor gatherings: rule of four, keeping a safe distance

在ベルギー日本大使館では、各政府の記者会見や頻繁に発表される患者数についての訳を公表し、在ベルギー日本大使館ホームページでバックナンバーを掲載しています。10月30日19時の記者会見の日本語訳が同日22時ちょうどに私のメールに届きました。以下引用です。

家族の各メンバーは、近づいた接触を行う権利がある。家族が招待することができるのは、一度に、近づいた接触が可能な者1名のみ。他の訪問者を自宅に受け入れることはできない。一人で暮らす者に対しては例外が与えられる。すなわち、彼らにとって近づいた接触が可能な者のほか、他者を1名招待することができる。ただし、同時に招待することは不可。
・屋外で会うこと:4名ルール。安全距離を遵守すること。

1名だけ会えるのは近づいた接触ができる人数です。野外で会えるのは社会的距離を保った状態で4名までです。

今回のロックダウン内容は、第一波と比べて精神的に孤立にならないよう考えられていて、ベルギーの場合、国内移動は結構できます。必要不可欠な店から除外される分野として、本屋、園芸店、手芸店があります。車で森に行ってそこで散歩してもいいです。「ロックダウン=スーパー以外籠れ」というわけではないです。

メディアの皆さん、大使館のメールサービスの情報もぜひ活用してください。



世界遺産グランプラスに屋台?

去年9月に撮影したブリュッセルの広場。
観光客向けの露店などが並び、多くの人の姿が確認できます。
しかし今年9月、同じ広場には、露店はなく、歩いている人も極端に少なくなっています。

去年9月の広場(グランプラス)は、イベントをしているときです。ビール祭りのような気がしました。なので、コロナ前のイベント時とコロナ後のグランプラスを比較しても仕方ないです。

グランプラスには、普段屋台はありません。

グランプラスのコロナ前の日常は、観光馬車や大きな傘をさした無料観光ガイドがお客さんを待っていたり、アジア系の団体客が流れ込んだり、土曜日は結婚式を市庁舎で済ませたカップルがいたりします。そんなイメージを流してほしかった。


ニュースを疑え

うちのルールは、19時台のテレビニュースは見ることです。

ニュースは映像とともに事情を伝えてくれますが、事実かどうかはわからないこともあります。映像をなるべく長くするため、ショップの陳列棚を整理するような働いたふりをするようなシーンも見られます。


ニュースをみて、そして疑い、調べて複合的な視点を持つのは大事です。













https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000197101.html



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