サッカーワールドカップロシア大会、ベルギーが好調、日本も善戦したし、ベルギーvs日本戦もあって楽しんでいます。
ベルギーvs日本戦
ベルギーvs日本戦は自宅で義父母が来てテレビ観戦。
ベルギーはそれまで国際試合22連勝だそうです。
テレビでは、試合直前の巨大スクリーン前のベルギー人サポーターにインタビューし、「ベルギーが2ー0だね」と自信ありげです。
一方、テレビの解説者は、日本は技術的にうまい国だから気をつけろというような雰囲気でした。
それで、いざ始まると、前半何度もベルギーがシュートのチャンスがあるものの日本の守備が固くて0ー0の状況です。
うちのベルギー人たち(私以外)は、開始10分頃からベルギーの愚痴を言いだしました。
そんな中、日本を応援する私はご満悦。
そして後半に入り2得点を日本が入れていきます。2点目は旦那はトイレタイム。
ベルギー人の愚痴もヤバそうな雰囲気もピークに。それを横目に、私は日本は十分見せ場を作ったから、ここから点を入れられても十分楽しめたという満足感に浸れました。
とはいえ、後半同点に追いつかれ、そして、94分で日本は逆転され試合終了でした。
もしこれが85分頃に入れられたら、あと10分くらいの間に日本が追加できるかもしれないという悶々感を受けていましたが、今回の逆転劇は一瞬で潔く負けたと踏ん切りがつきました。そして、ここまでよくやったとスッキリ感が満載でした。
ベルギーと日本両方をルーツに持つ子供は、私1人が寂しそうだと日本を味方してくれました。シュートが入れば毎回喜んでました。
ベルギーにとっても勝ち残れたことは嬉しいし、私も楽しく応援できました。
Facebookには、心拍数のモニターのグラフが毛糸玉のようにからまっている絵でベルギーvs日本戦を表現しているのをみました。翌日同僚も、ベルギーが勝ったけど、途中やばいって思ったよなんて話してました。
新聞をみたら、日本人が多く集まる場所を取材したかったようですが、とある日本レストランで従業員3人(だけ)の背中とテレビ画面の写真が寂しそうにありました。この新聞企画がうまくいかなかったのは、
- ベルギーの学校の年度末で日本人が帰省する季節
- 外務省の海外安全情報などでも人混みのところでは治安に注意なんてメッセージが来る
- ベルギー在住日本人は英語・フランス語・オランダ語・日本語それぞれで映像を見たいだろうから、それぞれ好みのチャンネルがある。
家族や職場内ではやっているのでしょうが、日本人をターゲットにした観戦会を企画する雰囲気が出てこないのかもしれません。
ベルギーvsブラジル戦
世界王者のブラジルという意味で、ベルギーはベルギーvs日本戦の日本のような、当たって砕けろというように感じました。
テレビでは、試合直前の巨大スクリーン前の(日本戦とは別の人ですが)ベルギーサポーターへのインタビューは、「ベルギーが2ー1で勝つかな」というニュアンスに。職場の同僚も、試合前の感触は日本戦とトーンがちがいます。
私たち家族(今回は義父母は来ず)は、直前にピタ屋で簡単な食事をとった後、近くの駅前カフェ(日本だったら近所の人が集まる定食屋・ラーメン屋のような雰囲気です)で観戦しました。
「ティボー、ティボー、ティボークールトワ」と、ゴールキーパーのThibaut Courtoisがセーブするたびにおじさんが歌います。柑橘味ビールを飲みながらベルギーの一気一憂を一緒に味わいました。
点が入ればもちろん歓声が上がります。駅の反対側にもカフェがあるので、向こう側からも騒ぎが聞こえました。
そして、試合中駅前の道路はバスがたまに通るだけ。静かでした。
2ー1とリードした最後の方は、旦那は座って見ていられないとカフェの外側からスクリーンを覗いていました。
試合が終わればまたあちこちで歓声が上がりました。路線バスもクラクションを鳴らしながら運行していました。
帰宅してテレビをつけてみると、試合後30分後ほどでブリュッセルのRTBFスタジオにEden Hazardがユニフォームにサンダル姿でいすに座ってインタビューを受けています。
最初ものまねさんが出てきたかと思ったのですが、ロシアのスタジオの映像を合成して生中継をしていたものでした。日本でも同じような演出があったのかもしれませんが、技術の進歩に一瞬ついていけないおばさんを感じたひと時でした。
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